夜遊び無限(第三話)
私の名はアクセスバスター。香港で生活しているとスケベな日本人に遭遇する事が多い。香港人は日本人をみなすけべと思っている。確かにそれは当たっている、しかし、中国人すくなくとも私の回りにいる中国人、インドネシア華僑、フィリッピン華僑みんな本当にすけべである。もしこの世の中にスケベが無くなったら、人類の繁栄はあり得ないのである。だから、すけべな事は、全然、恥ずかしい事ではないのである。
さて今夜の話も二話に続いて、すけべな日本人がまたまた失敗する。彼は、その容貌から一瞬、あの「となりのトトロ」は実在だったのだと思ってしまう様な容貌の「H氏」のはなしである。
この、H氏、無類のカラオケ好きである。銅羅湾にある「エクスタシー」のフィリピンねーチャンがかわいい。まだ、18歳で、アンギャラスから香港に出てきたばかりである。ここのママさんが、本当にあくどい女である。どの様にわるいのかと言うと、
H氏「ねぇ〜あのコなんとかなんない?」
ママ「そうねぇ、まだ処女だからねぇ〜」
H氏「なんとか話つけてよ」
ママ「まぁ、Hさんだからね、3500ドルで手をうちましょう」
H氏「払う払う」(5万円前後)
と話がまとまりまして、飯を食べて、ホテルにチェックインで、早速事にかかろうとすると、この女のコ、突然、「だめ、最後までは出来ない」とか「処女だから結婚してくれなきゃいやだ」とかだだをコネはじめ、結局、やらせずじまい。H氏は頭に来て、(わかるよなぁ、3500ドルだけじゃなくって、ホテル代とか飯代、それにカラオケ代合わせるとその日6000ドル(10万円程度)は使っている訳である。)
このママに文句を言いに次の日出かけた。ママがまだ出勤して来ていないとの事で、とりあえず、カラオケを歌い、隣にはこの間の女のコが平然と座って「この間はごめんなさいね。今日ならいいわ」等とほざく。このH氏、もう本当にのぼせ上がっていて、「それじゃすぐ行こう」と会計するとまた、3500ドルと書いてある。「今日、やれるのだからいいか」と支払い、飯を食べて、それから、ホテルへと再度チェックインした。今回は、ちゃんと服までは脱いで、「一緒にお風呂に入る」事になった。色々洗いっこ等して、十分その気になったのであるが、彼女が、「腕時計を外してくるのでちょっと待ってて」と風呂場からでていった。H氏は、色々とスケベな事考えて、オギオギ状態。さて、まてど暮らせど、フィリッピンの女のコが帰らない。不審に思い、腰にバスタオルを巻いて、ベットルームへ行くとそこはもぬけの殻。
今度は本当に頭に来たH氏、濡れた身体にシャツ、パンツをつけて、そのまま「エクスタシー」へ行くやいなやママを探しだし文句を言うと、「あら、あの子は昨日でやめたのよ!」それ以来、H氏は「もうカラオケには行かない」等と言っていたが、近ごろは、シンガポール娘を口説こうとしているとの話である。懲りない奴!
エクスタシーは、昨年、顧客からのクレーム続出で、ついに店を閉めてしまった。Hを売り物にしているにも関わらず客の事をかえりみないお店は必ず、すたれるのである。しかし、この手のお店は、すけべ日本人がいる限りまた、新しい名前でタケノコのように現れる。なんともしがたいのである。
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