夜遊び無限(八話)

私の名はアクセスバスター。
夜な夜な色々な所に出没している、懲りない日本人の夜遊びをレポートしている。香港のカラオケエクスタシーのバージンフィリピーナの熱い誘惑に惑わされたトトロを思わせるH氏の話は三話で話した。なんとも不思議な奴で、あれだけ金をむしられてもまだやりたいのである。やりたいから、悪い奴等に引っかかるのである。場所はワンチャイの某高級ナイトクラブ。ここで、彼はなんとアメリカ人とやりたいと言い出したのである。

香港だぜぃ!おい、チャイナねーチャンの方がコストパフォーマンス高いぜぃと言う彼はいったんあきらめたのであるが、いきなり、ホテルで、「今日はアメリカ人とやるんだ」とやにわにママさんに声をかけて「キュートレディプリーズ」なんて言っている。声を掛け終わると「バスターの分も来ますからね、ね、やりましょうよ。」本当は、だまされるのが怖いのである。私にここにいて欲しいのである。このトトロ君は、意外とだまされやすいので有名である。こういう状況ではしょうがない、久しぶりに一発やるかとなぜか腹筋なんかやりはじめたのである。

待つこと30分で、なんと、本当にかわいい、カーペンターズの「カレンカーペンターの若い頃」そっくりのねーチャンが「hi」なんて言って入ってきたのである。このトトロ君はいかなる場合も「引き」がいいのである。いつもいい女に当たるのである。親心のバスターは「パスポート」から、「現金」「クレジットカード」等取られそうなものをすべて預かり、いってらっしゃいとばかりに、彼を待つこと45分、情けない顔の彼が現れたのである。「どうしたんだ」と尋ねる私に、彼は、「実はやらせてもらえなかったのだ」と驚くべき告白を私にしたのである。

その理由は、なんと親心であずかった為、「現金でチップを払うことが出来なかった」「パスポートで自分の身分を明かせないので警察の手入れと間違われた」事にある。哀願するトトロ君につめたく、ハンドジョブ。トトロ君はあえなくカーペンター嬢の手のひらに発射してしまったのだ。そうこうしている内にバスターのお相手をする予定の女性が現れた!トトロ君と付き合いで色々な所で、いつも引きの悪いバスターであったが、それも今日までである。本当にびっくりする様な美女だったのである。彼女は、スウェーデンから来た、モデル嬢である。(トトロ君はアメリカ人と言っていたが、結局なんでもいいんだよな!)トトロ君は、「バスター金金金」と私があずかっていた、彼のバッグをひったくると、あっと言う間に彼女とともに、今、出てきた部屋、しかも、多分シーツなんかはまだ湯気が立っているような所にもかかわらず、あっと言う間に消えたのであった。

所がである。先ほどのカーペンター嬢のハンドジョブで漏らされているトトロ君はいくら頑張っても、「ちんちん」が言うことを聞かないのであったのである。45分後に現れた彼は、「なんとも納得の行かない一日だった」と肩を落としたのであった。良い女に続けて2回も挑んだトトロ君の積極性は認めよう。しかしながら、一見幸福に見える奴も実は結構不幸だったりするのだ。

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